あたりまえのうしろがわ。
あたりまえ。
当たり前。
当たり前にそこにあるもの。
当たり前だって誰もが思うもの。
当たり前ってなんだろ。
東京タワーは赤いのが当たり前。
芝生は緑が当たり前。
毛布はふわふわしてるのが当たり前。
寝る時目をつむるのが当たり前。
掃除機は吸い取るのが当たり前。
冬は寒いのが当たり前。
いろんな私の当たり前。
幼稚園生に絵を教えてた時
大人が思う「当たり前な色や形」を描いて欲しくなかった。
すきな色で描けばいい。
好きな形、好きな大きさ、好きなように描いたらいい。
ピンクのカレーがあっていい。
サッカーボールが四角くていい。
石ころが人より大きくていい。
当たり前は、それぞれの当たり前だから
それが自分以外の人に当てはまらなくていい。
空気吐き出す掃除機があるかもしれない。
私が思う当たり前は私だけのものだ。
ふわふわしてるものが気持ち良かったり
いい匂いに落ち着いたり
あの人が苦手だって言う人を全く苦手じゃなかったり
この人のこういうとこ好きなんだよなぁって当たり前に思う。
自由に感じて、
今日もあたりまえが当たり前に在ればいい。
あたりまえのうしろがわに、
自分とは違う当たり前があったらいい。
そんな当たり前もあるんだねって言いたい。
きっと背中合わせで
重なってるから違ってもいいねって。
それぞれの当たり前が優しく重なったらいい。
今日も当たり前だった。
当たり前は心地いい。
当たり前は尊い。
おやすみ。
あ、当たり前に美味しい肉貼っときます。
シャン